良性疾患

良性疾患と呼ばれるこれらの疾患はすぐには命の危険はありませんが、治療せずにほっておくと、日々の生活への支障や、後ろに隠れている大きな病気を見逃すことにつながってしまう恐れがあります。気になることがありましたら早めの受診をお勧めします。

前立腺肥大症

前立腺肥大症 50歳以上で約2割、70歳以上で3‐4割の方がなると言われています。
尿の勢いが弱くなったり、回数が多くなった方はこの疾患かもしれません。飲み薬で尿道を広げて排尿の症状を改善します。

重症の方は手術で尿道を広げる治療を行いますが、当院では手術は行っておりませんので、すみやかに手術を行うことができる医療施設へご紹介させていただきます。

過活動膀胱

過活動膀胱 膀胱に尿がたまると、尿意を感じます。通常はそこから我慢の限界まではかなり余裕があるはずですが、その余裕がなくなってしまう状態です。急な尿意で我慢するのがつらい方は、この疾患かもしれません。飲み薬で膀胱の急な反応を抑えます。

腹圧性失禁

腹圧性失禁 いわゆるしまりが悪くなって、くしゃみやお腹に力が入った状態で尿が漏れる疾患です。体の構造上女性に多く、40歳以上の約3割の方に症状があると言われています。骨盤底筋を鍛え、飲み薬でさらに改善を図ります。

【コラム】おねしょ

正式には夜尿症と呼ばれ、幼稚園年長で15%、小学校低学年で8%、高学年で5%程度の児童に見られるといわれています。

成長とともに自然に消えていくことが多く、またお子様の成長には個々に差があるため、あまり周囲と比較しないことが大事です。

ただ、お子様本人が悩みだしてしまった場合には、生活習慣の改善や夜間尿量をコントロールする抗利尿ホルモンの内服薬や点鼻薬、また膀胱容量を広げる薬などを処方致します。

陰嚢水腫

陰嚢内部に水が溜まって大きくなります。痛みはないことがほとんどです。精巣の悪性腫瘍と鑑別することが大事ですので、陰嚢の腫れやふくらみなど少しでも気になることがあれば早めの受診をお勧めします。ご来院当日に超音波検査ですぐに診断できます。針を刺して中の水を抜けば小さくなりますが、多くの方が再発します。

手術で根治を図ることも出来ますが、当院では行っておりませんので、すみやかに手術を行うことができる医療施設へご紹介させていただきます。